嫁を動かす

HOW TO WIN WIFE AND INFLUENCE PEOPLE

<速報>嫁がベビー服を畳んで整理し始めた件

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アンニョイな午後。タンスの肥やしとなっていた娘氏のベビー服を、全部引っ張り出して洗濯をしている。こんなに小さかったっけ?と不思議な感覚に浸りながら、山のようになった服を一枚一枚干していく。

 

よく見ていくと、ヒモの部分がミルクの染みでクリーム色に変色してしまっているのがあった。そういえば、娘氏が赤ちゃんの頃、ヒモにしゃぶりついていたことを思い出し、なんだか笑顔になった。

 

気が付いたら、何十枚もあったベビー服はキレイに並んで干されていた。ワタクシは心地よい気分になっていた。


先日の記事で、何のために家事をするのか?という話をしかかっていた。世の中の家事を担当している嫁サマもしくは旦那サマは、がんばっても感謝されないのにやる気が出ないでしょ?と言う話だ。

 

いやいや、感謝されているよ!という方はまだいい。ワタクシは毎日、炊事、洗濯に掃除までやっているが特に感謝されることはない。ワタクシの嫁からすれば当たり前のことらしい。

 

ほいじゃ、どうしてメンドクサイだけの家事をやるのかと言う話になる。生活のため、子どものため、生きるためと割り切ってやるなら疲れるだけだ。だが、最初の話に戻ると、ベビー服を干している時ワタクシは楽しかった。つまり、自分が楽しいから家事をするという目指すべき高みに到達していたのだ。


この状態まで達すると、とても気分がいい。疲れも感じない別世界だ。世の中には、旦那が家事、育児を手伝わないから離婚するなんて話が溢れている。一体ナニを言っているのか?楽しい家事を旦那にやらせるなんてモッタイナイ!

 

ワタクシは嫁に家事を譲るつもりなどサラサラない。毎晩、おいしいゴハンを作って娘氏に食べさせ、健康に大きく育てることを楽しむのだ。ついでに嫁にもたくさん食べさせていたら、ドラ〇もんのような体になってしまった。

 

そして、気が付いたらお腹にもう一人ちっちゃいのが。ワタクシの大勝利ではないか!


尊敬するD・カーネギー先生は名著「人を動かす」の中でこんなことを書いている。

 

たとえば、同じ場所で同じ仕事をしている人がいるとする。ふたりは、だいたい同じ財産と地位を持っているにもかかわらず、一方は不幸で他方は幸福だということがよくある。なぜか?気の持ち方がちがうからだ。

 

「人を動かす」98ページより引用

なるほど。ぢゃあ、結局、自分がひたすら家事をするだけに終わる話になるかというと、案外そうでもない。

 

まったく動いてないとツッコまれ続けたワタクシの嫁も、最近、少しは家事をするようになってきた。ワタクシが洗濯した大量のベビー服は、嫁が畳んで整理し始めている。普段は何もしないので時間はかかるが、自主的に手伝い始めたのだ!

 

なぜか?あまりにも何も手伝っていないから、悪い気がしてきてやろうという気になったのか?知らない。わからない。だが、アレしろ、コレしろと命令しても意地でも手伝わなかった嫁がついに動き始めたのだ!

 

ここで「明日、雨が降るわ。」とか決して言ってはイケナイ。やっとハイハイを始めた赤ちゃんを見守るように、生暖かく見守るのだ。いいぞ!嫁!がんばれ!嫁!


と、そうこうしている内に、ポコっと赤ちゃんが出て来そうな感じになってきた。

 

しばらく嫁は24時間かかりっきりになってしまう。それは疲れるだけなのか?いや、気の持ち方次第で自分にしかできない授乳ができる喜びに浸ることもできる。

 

ワタクシはおっぱいが出ないので、残念ながら代わってあげられない。なので、隣で「大丈夫?おっぱい揉む?」と楽しみながら嫁を励ましたいと思う。

 

あ、そろそろベビーベッドも組み立てないと。