嫁を動かす

HOW TO WIN WIFE AND INFLUENCE PEOPLE

マクドでブチギレ続けるマダムを眺めながらハッピーセットを食べた件

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アンニョイな週末。昼を過ぎても起きてこない嫁を放置して、娘氏、息子氏を連れて近所のマクドに出撃する。

 

店内は夏休みを満喫するファミリーでごった返し、超満員状態。クーポンを握りしめて行列に並び、日本語のたどたどしいベトナム人の店員さんに注文して、ハッピーセットをゲットし、やっとの思いで席について一息ついた所で、今日のその時を迎える。

 

なにやら店の奥の方から、聞き慣れた感じでママが子供を叱りつけている声が聞こえる。


 
もう絶対ハッピーセット買ってやらんからな!
 
なんでそんなことするん?わからんわ~!なんでなん?
 
あんたいい加減にしいや!ホンマに

どうやら嫁と同じくらいの年のマダムが、小学校低学年から幼稚園くらいの子供3人を連れて食べに来ているようだ。

 

そして、どうも真ん中の女の子がいらんことをしたらしく、ポテトをかじりながら怒られている。

 

ワタクシはお約束の光景と判断して生暖かく見守ることを決め込み、ポテトをゆっくり摘まむことにした。


が、5分経ってもキレたママの怒りは収まらない様子で、人目も気にせず金切り声をあげて娘を叱り続けている。しまいには娘ちゃんが泣き出し、泣き声も響くようになってしまった。

 

こうなったらそろそろ収まるだろうと、店内のファミリー全員が全員、想定して何事もないかのように、それぞれのファミリーはポテトをむさぼっていた。

 

が、さらに5分が経ってもママのキレが収まらない。店内に響き続ける阿鼻叫喚。隣の席のパパと目が合うと、ポテトを鼻に突っ込んだような顔をしてくれた。家が毎日こんなだと子供も不安よな、ということで、マスヲも動くことにした。


じっくり観察したところ件のママは、

  • 45歳前後
  • 田舎から出てきた高橋ひとみって感じ
  • 化粧濃いめ
  • 年の割に露出高め
  • 生足を出している
  • キレイな顔立ちをしているので若い頃はモテた
  • 旦那は本日見当たらず
  • 右目の下の泣きぼくろがちょっとエロいが幸は薄そう

 

総合的に判断して、若い頃にイケメンの旦那と職場結婚して専業主婦をしていたが、小言が多いタイプで旦那があまり家に帰らなくなる。

 

そして、案の定、旦那がスナック「ポン」のママと浮気し離婚。今はシングルマザーとして働きながら3人の子供を育てている、、、という適当なプロファイリング結果が出た。

 

だからどうしたという話ではないが、どうしたものかと尊敬するD・カーネギー先生の名著「人を動かす」開くことにした。

 

口やかましい女のそばからは、どんな男でも逃げ出します。

 

「人を動かす」336ページより引用

いや、それはそうなんだけど、これをこのマダムにお伝えしたところでワタクシがキレられるだけではないか?

 

ちなみに先生は女性の金切り声について、本書の「幸福な家庭を作る七原則」の一番最初の原則として「口やかましくいわない」と書いている。

 

子供は泣くし、旦那は帰って来なくなるし、マクドの客はポテトがまずくなる。キレてる本人もイラついて小じわが増えるし、周囲から敬遠されるし、再婚も難しくなる。良いことは何一つない。


では、どうすれば良いのか?参考になる話が本書にはモチロン載っている。

 

カーネギー先生は、女性のヒステリーの治し方みたいな話は一切書いていない。そこはもう病気なんじゃないか?とほとんど諦めている。

 

ただ、そんな嫁を持った旦那の取るべき姿勢についてこんな話を書いてくれている。

 

ある男が財産目当てに15歳年上の金持ちの未亡人と結婚した。未亡人は50過ぎのBBAで美人でもなければ、頭がいいわけでもなかった。

 

だが、男は彼女がどんなにヘマをしても決して責めたり、とがめたりしなかった。誰かが彼女をからかったりしようものなら、男はむきになって彼女をかばった。男は常々、妻は自分の命よりも大切だと周囲に語っていた。

 

優しく扱われた彼女も男に尽くして二人は幸福な家庭を築いた。彼女は完全な妻ではなかったが、男は彼女の長所を伸ばしてやるだけの賢明さを持っていたのである。

 

「人を動かす」328ページより要約

雪の宿のカスをソファに落としただけで嫁にブチギレられ、寒い冬の夜中に幼子を抱きかかえて家から飛び出して逃げたような経験を持つワタクシのような旦那さんには、非常に示唆に富んだ内容が含まれているように思う。

 

かく言うワタクシの嫁も、掃除も料理もしない不完全なお方である。が、ワタクシは名著「人を動かす」を研究し、そんな嫁がキレても彼女のお尻を丁寧にモミモミしながら「かわいいお尻だね」「キレイな桃のようだね」「ふたつに割れてるね」とほめ称える活動を継続してきた。

 

努力の甲斐あってか、最近ではマクドマダムのようにひたすらキレまくって手が付けられなくなるようなことはなくなってきた。


賢明な旦那さんは、ご自身の嫁サマの長所を徹底的に研究し、それを伸ばす活動をされることをオヌヌメする。

 

ワタクシは何度も言っているが、顔がブサイクでも着ている服をほめることはできる。意識してしまむらの服を着ている時に、着回しをほめれば高い服は買わなくなるだろう。

 

とにかく暇があれば、嫁の尻を揉む。そして、本当のハッピーセットをあなたの手で掴み取っていただきたいと切に願ってやまない。おっぱい揉みたい。