嫁を動かす

HOW TO WIN WIFE AND INFLUENCE PEOPLE

教養がないことに気付き頭を抱えた件

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アンニョイとも言ってられない午後。我が家の一大イベントに備えて体力を温存している。予定日が過ぎたのだが、お腹の子はサッパリ出て来る気配がない。

 

なんかヘマをやらかすと一生恨まれそうなので、嫁をいつでも病院へ運べるようにと酒も飲まずにここ数日臨戦態勢でいる。が、イベントフラグがまだ立っていないようである。

 

ワタクシもカーチャンのお腹の中に戻ってゆっくりしたいもんだと、七夕の空を眺めながら物思いにふける。


そろそろ名前も真剣に考えなくてはならない。嫁はキラキラネームを付けようとするので困ったもんだ。しかし、反対してもキレられるので光宙(ぴかちゅう)と黄熊(ぷう)以外なら妥協するつもりでいる。

 

というのも、前回、娘氏の名前をつけるのに嫁がキラキラネームを付けると言って譲らず、姑氏も賛成に回って戦争状態になった。ワタクシは普通の名前がよくてひたすら一人で抵抗していた。

 

結局、嫁の主張する一字にワタクシの推す一字が入った妥協した名前となった。当初は不満だったが、今では気に入っている。というのも、娘氏は嫁にもワタクシにも似た親孝行な娘に育っている。それでいい。


ワタクシは、今回こそ中国の古典の一節から漢字を取って〇〇と教養溢れる名前を付けたい。だが、そもそもワタクシにそんな教養がないことに気付き頭を抱えた。

 

今さら老子を読んだところで、ワタクシの人生も好転しないと思う。人は、睡眠、運動、瞑想と野菜350gにD・カーネギー先生の名著「人を動かす」があればなんとかやっていける。

 

そういえば名著「人を動かす」にはこんなことが書いてあった。

 

「自分のことだけしか考えない人間は、教養のない人間である。たとえ、どれほど教育を受けても、教養が身につかない人間である」。

 

「人を動かす」128ページより引用

なるほど。つまりは嫁や姑の意見も取り入れて妥協した名前こそが、教養のある名前だということだろう。やっぱり老子を読まなくてよかったようだ。

 

さて、早いとこ産まれて来てほしいのだが、まだかいな?なんだかソワソワ落ち着かなくて、いつものように教養溢れるブログを書けなくなってしまった。

 

産まれた時の状況で名付けをすることもできるので、何か印象に残るようなことがあればと思う。七夕に産まれたら”彦四郎”と名付けようかと思っていたのだけど、もう無理そうだ。


先日、娘氏が幼稚園から七夕飾りのついた笹を持って帰って来た。短冊には「アイドルになれますように」と書かれていた。娘氏よ、その願いは父が叶えてあげよう。君はすでにワタクシの永遠のアイドルだ。

 

ワタクシ用にも短冊を作ってくれていたので、「元気な赤ちゃんが産まれますように。」と書いておいた。きっとこの願いも叶うだろう。

 

ちなみに嫁が書いた願いごとは「宝くじが当たりますように。」であった。