嫁と娘氏がバレンタインチョコを作っていた件
アンニョイな連休。晴れ。おっぱい揉みたい。
昼過ぎまで寝てグダグダ起きてリビングに行くと、珍しく嫁と娘氏が一緒にキッチンに立っていた。お忘れの方もいるかも知れないが、ワタクシの愛する嫁は料理をしない。
どうやらバレンタインのチョコを二人で作っているようだ。男兄弟に育ったワタクシには新鮮な光景である。女の子はこうやってカーチャンからチョコの作り方を学んで、年頃になるとせっせと彼氏のために作るようになるのか。
ぼけっーと眺めていたが、なんだかいい光景である。隣の部屋ではやっと寝返りができるようになった息子氏が、必死に転がったはいいが身動きが取れなくなって助けを求めてくる。
息子氏をあやしながら娘氏を見ていると、いつになく真剣な様子でチョコをデコっているようだ。たぶん、それはワタクシへの本命チョコだろう。
すると、
と娘氏。すかさず、嫁が
と発言した。ワタクシは怒りに震えながら、尊敬するD・カーネギー先生の名著「人を動かす」を開くことにした。
わたしたちは、他人からいろいろなことを聞かされるが、そのとき、どう反応するだろうか?相手のいったことに対して理解ではなく、価値判断をまず与えるのがふつうである。だれかが何かについて、感想、意見、または信念を述べると、それを聞いたわたしたちは、即座に、「そのとおり」とか「ばからしい」とか「突拍子もない」とか「むちゃだ」とか「まちがいだ」とか「ひどすぎる」とか評価してきめつけてしまう。相手の真意が、どこにあるのか正確に理解しようとつとめることはきわめてまれである。
「人を動かす」173ページより引用
なるほど。こんなことを書きながら気づいたが、ワタクシは最近、ほとんど嫁に対して怒らなくなった。カーネギー先生の教えを実践する内に、怒り狂って相手をどうこうしようとしたところで悪い方向にしかいかないことに気づいたからだ。
おかげで、夫婦ゲンカも減って穏やかに日々を過ごせるようになってきた。どうしてもキレそうになった場合は、冷静にブログに綴り相手がどうしてそういった行動に至ったのか?と分析する。
大概の場合は、相手の行動にもそれ相応の理由があるもんで、それがわかれば怒りも消えてなくなる。合言葉は、
すべてを知れば、すべてを許すことになる。
「人を動かす」32ページより引用
である。たぶん、嫁は昼まで寝ているワタクシにイヤミの一つでも言いたくなったのであろう。
そんなこんなで、一瞬で怒りを忘れチョコを作っている娘氏に
と聞いてみた。すると、
とのこと。おいおい、ちょっと待て、突拍子もない!まちがいだ!ひどすぎる!去年は大本命チョコだと言ってお父さんにくれたぢゃないか!お父さんはそういうのは認めない。