嫁を動かす

HOW TO WIN WIFE AND INFLUENCE PEOPLE

人の心の中には龍が棲んでいる件

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ブータン王国の国旗には、大きな白い龍が描かれている。

 

これは、昔からブータンがチベット語で龍の地と呼ばれていたことと、伝来した仏教に由来するのだとか。

 

龍が手に持つ宝石は豊かさを、白い色は純粋さと忠誠心を表し、純粋さと忠誠心を持ちながら豊かに暮らすという幸せの国、ブータンの人々の特徴を示している。

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アラフォーのオジサンともなるとバイト先も限られてくる件

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学生時代、梅田のカラオケ屋でバイトをしていた。監視カメラのモニターが受付の中にズラっと並んでいたので、ヒマな時はモニターをじっくり眺めながら、柿ピーをつまんでいた。

 

すると、必ずといっていいほどどこかの部屋でイチャコラ始めるので、リモコンにサザンの「マンピーのG☆SPOT」の番号をセットして、部屋の前で予約ボタンをプッシュ。

 

ダッシュで受付に戻って来て、突然始まるイントロに夢中になってチュパチュパしていたカップルが ”ビクっ” となる瞬間をモニター越しに見て、爆笑していた。


というワケで、一身上の都合によりアルバイトを始めることにした。アラフォーのオジサンともなるとバイト先も限られてくる。

 

とりあえずファーストフードでJDと一緒に働いて、店長とあだ名で呼ばれながら年下の本物の店長に怒られたりしたかったのだが、無理があったようだ。そもそも店には日本人よりベトナム人の方が多いようだった。

 

面接に落ちると中年でも傷つきます。少し落ち込んだりもしたけど、まだ赤ちゃんの息子氏もいることだし、どこでもいいから働かせてもらえるところを探すことにした。


といっても、ブラック企業でメンタルをやってしまって以来、明日の体調は明日の自分に聞いてくれという状態で、

 

・まともに朝から働けない。

・自律神経がおかしく異常に疲れるため、長時間働けない。

・人とコミュニケーションを取るのが辛く、無理すると倒れそうになる。

・遅刻してはいけないというプレッシャーで、睡眠障害が漏れなく発動して遅刻する。

 

といったハンデを背負っているため、まともな働き口などない。

 

運よく理解のある職場があったとしても、一部の従業員から偏見にさらされたり、疎まれたりするため、メンタルに負担がかかってしまい辞めざるを得なくなる。

 

といった感じで地獄のループを繰り返して、しょうがないので自分のペースでできるウェブデザインやらでなんとか生きて来た。


ネットを見ているとワタクシと同じような状態の人がたくさんいるようで、もっとメンタルをやっちゃった人にやさしい社会になればいいと思う。

 

心臓病や脳梗塞で会社を休んだ人に、ゆっくり休んでと言う人が、うつ病で会社を休んだ人に頑張って会社に来い!と言うのは、病気に対する偏見だ。

 

あと、事情も知らずに朝の出社時間に異常に厳しいオジサン。あなたのことですが、あなたの価値観を押し付けることで人を苦しめます。自分が正しいと信じることを疑うクセをつけましょう。今度やったら殴るからね。


そんなこんなで、見つけ出した今回のバイト先は、親戚のおじさんがやっている小さな設備屋さん。従業員5名ナリ。

 

おじさんが「仕事あるからはよ来い!」と言って拾ってくれたので、とにかくお試しで働くことにした。

 

がんばれワイ!


で、やって来た築50万年くらいの普通の民家を、無理やり事務所に改装したような新しい職場。

 

電話番をしていると思われる若いパートのオネーチャンは、ひたすらスマホでラインをしている。てか、パートといえどデスクにパソコンがないっておかしくないか?

 

もう一人いる推定70歳くらいのオバチャンは、席でゆっくり日本茶をすすっているだけだったが、ワタクシにもお茶を淹れてくれるので好感が持てた。


とりあえずエクセルで書類を作るよう言われ、やたら古いエクセルと格闘していると、特定のセルをクリックするとパソコンが必ずフリーズするという罠にハマってキレそうになる。

 

気分転換に外で深呼吸していると、駐車場の社用車の中で現場から帰って来た職人のオジサンがひたすら爆睡している。気楽でいい会社だとは思うが、ここでマジメに働く人がいるのだろうか?

 

最初は昼から夕方だけ時給千円で週に2~3日ということで、とりあえず2週間ほど働いてみたが、問題が生じたのは嫁の方だった。


というのも、ワタクシがいつもやっていた晩飯作りが、嫁の仕事となったのだが、怒った嫁がスーパーで寿司を買ってくるようになった。

 

これだと、ワタクシがバイトに行ったバイト代がそのまま寿司に消えることになり、また地獄のループが始まることに。

 

余計な仕事が増えて若干嫁もイライラしているようで機嫌が悪く、掃除もモチロンしないので家がなんだかホコリっぽくなってしまった。


困ったワタクシはバイトをバックレる前に、尊敬するD・カーネギー先生の名著「道は開ける」を開くことにした。

 

朝、仕事を始めるときには、その日のうちに片付けてしまわねばならないと思われるものが山ほどある。けれども、われわれには一度に一つのことしかできないし、砂時計の砂がくびれた部分を通るように、ゆっくりと一定の速度で仕事を片づけるしか手はない。さもないと、肉体や精神の働きが狂ってしまうのだ。

 

「道は開ける」32ページより引用

なるほど。とにかく一つ一つやっていくしかないということだろう。

 

久しぶりにゆっくりできる土曜日。ワタクシは朝からいつもよりも徹底的に掃除機をかけておいた。これで1週間くらいはもつだろう。

 

誰が仕事をしないとかでキレている暇など、ワタクシにはない。人のことを心配するよりも、自分が何をするか考えた方がよっぽど建設的だ。


何年かぶりに勤め人のような働き方をしてみたが、なかなか良いもんだと思う。帰ってきて子供の顔を見た時に、なんとも言えない充実感や安心感がある。

 

あとは嫁のマンピーのG☆SPOTをゴソゴソしたりできればいいのだが、できないことを考えても仕方ない。バイトでも家事でも自分のやれることをとにかく一つずつやる。それだけだ。

 

仕事あがりのおいしいビールを柿ピーをつまみに飲みながら、バイトも悪くないと思ったアンニョイな夜。やっぱりおっぱい揉みたい。

布団の中に嫁のパンティーを発見した件

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アンニョイな朝。目を覚ましてベッドから体を起こし、立ち上がろうと床に足を着ける。

 

その刹那、 ”ベチョッ” とした感覚に驚き床を見ると、ネコのゲロがちょうど足を降ろしたところに散乱していた。

 

今日も素敵な一日が始まる予感がした、平成最後の秋。

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秋の太陽にお礼をしておいた件

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百千の葉草もみぢし

野の勁(つよ)き琴は 鳴り出づ

哀しみの

熟れゆくさまは

酸き木の実

甘くかもされて 照るに似たらん

われ秋の太陽に謝す

 

伊東静雄

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異世界転生モノのマンガを読んで我に返った件

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アンニョイな秋。台風の通過や秋のもの哀しさにより、メンタルが例年のごとくアブナイことになっている。

 

幸せとはお金と健康だと誰かは言っていたけど、収入の落ち込みに比例するかのように体調も落ち込み続けている。

 

そういえば、一発逆転を狙ってメルカリでゴミを売る商売を始めてみたが、まったく売れずに頓挫した。売り出した新作の絵本もスベった。アフィサイトは圏外に吹っ飛んだ。

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キッザニアで今後の身の振り方を考えた件

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新卒で入社したブラック企業の総合職をクビになって、もう10年ほどになる。そのまま実家に引きこもってホームページを作り始め、なんとなくフリーランスになった。

 

最初は生活するだけ稼ぐこともできなかったので、ピップエレキバンみたいなシールを百枚数えて箱に詰める軽作業やら、介護施設でのトイレ掃除バイト、介護タクシーの運転手なんかもやって生き延びた。

 

それからチラシやら名刺のDTPデザイン屋も始めて、選挙ポスターのデザイン屋になって、人には言えない仕事(合法)もちょちょっとやって、ウェブ屋でのんびりやるようになって絵本作家デビューして今に至っている。ワタクシの職業はデザイナーか介護士か、ハイパーメディアクリエイターか、そんなところかな。

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つまんない話(3本立て)

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アンニョイな夜。ワタクシはもうダメだと思いますうぃ~。

 

というのも、昨日いつも食べに行ってるゴハン屋さんのマスターが、酒屋から試供品の酒もらったけど飲まないからあげるよーって、泡盛やらなんやらもらいまして。

 

先ほどまでグビグビ飲んでおりました。ワタクシも歳を取ったらしくやたら酔ってますうぃ~。

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相模大野

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相模大野のアパートに引っ越した日、彼女は新居の白い壁に大きな世界地図を貼った。これからどこかに旅行したらそこにピンを刺すのだと。

 

この地図がピンでいっぱいになるくらい2人でたくさん旅行に行こうと、彼女は楽しそうに笑った。

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メープルシロップ風味のカツドーン

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「今日はガッツリ系のが食べたい」

 

子供を産んで10キロほど太り、かわいくなった嫁がおねだりするのでカツ丼を作ることにした。ちなみに愛する嫁は料理が下手なので我が家では旦那であるワタクシが夕食を担当している。

 

近所のスーパーで激安のカナダ産豚肉を買ってきて、人気ユーチューバーのマネをして塩コショウをフリフリ。少し寝かせる間ができたので、キッチンの小窓から空を眺めていると、豚肉の故郷のことを思い出した。

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原因はおっぱいを揉ませてもらってないからだった件

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アンニョイな午後。洗練された洗濯夫のワタクシは、洗濯物を干す作業に精を出す。

 

今日は秋めいた風を感じて気分が良かったので、ついでに家族のシーツやら布団カバーも洗濯してあげることにした。鼻歌を歌いながらバスタオルを干していると、愛する嫁が近づいてきた。

 

そして、事件は起こるべくして起こった。

 

嫁はワタクシの干したばかりのバスタオルを見るなり、ハンガーから取って違う場所に干そうとし始めた。

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嫁が家で花火を打ち上げている件

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アンニョイな朝。おっぱい揉みたい。もう言っちゃった。

 

クソ暑いので何もやる気がしない上に、先日、発売した絵本がまたスベったため、ブログも手抜きでお送りする。

 

夏はウダウダ過ごすのが一番だと個人的に思う。毎日、ガリガリ君梨味をしゃぶりながら適当に生きている。

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<出版のお知らせ>ピーマンシリーズ最新作「ウーマン」爆誕!半端ない無料キャンペーンも!

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ピーマンシリーズ待望の第三作「ウーマン」

前作から半年間の沈黙を打ち破り、やっと出ました!

 

はてなブロガーのホビヲ画伯(id:hobiwo)とワタクシが制作しております絵本「ピーマン」の最新作「ウーマン」です。

 

現在、アマゾンにて発売中ですので、興味のある方はぜひサイトを覗いてみてください。なか見!検索やサンプルのダウンロードにも対応していますよ。

 

予定では半年前に発売予定でしたが、画伯の謎のモチベーション低下により延び延びになってしまい長らくお待たせしました。

 

第一作「ピーマン」、前作「リーマン」に続きピーマンシリーズ第三作となります。前作を読まれてない方でも十分に楽しめる内容となっております。

 

ウーマン (カマンベール出版)

 

あらすじ

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ピーマンとして生まれた一人の女性の生き様を描いた作品です。周囲から向けられる視線を化粧でなぎ払い、ただひたすらに自分の魅力を高めていきます。

 

ある時はスマホを手に取り自撮りを、またある時は出会いの場へ。失敗と挫折をものともせず最後には理想の相手を見つけます。

 

「強く、明るく、正しく」をモットーにひたむきに生きるウーマンの姿勢に、共感を覚えること間違いナシ!です。

 

シリーズ全部無料!半端ない無料ダウンロードキャンペーン

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ということで、無料キャンペーンやります!

 

せっかくなので、シリーズ3作全部まとめて無料にしちゃいます。第二作「リーマン」は無料にしないと言ってた気もしますが、誰も覚えていないと思うので無料にしちゃいます。この機会に全部無料でゲットしていただければと思います。

 

無料キャンペーンは本日(7月25日)17時から7月30日までの5日間です。アマゾンでの販売価格が0円になっていますので、ポチッとしていただければゲットできますよ!

 

ピーマン初体験の方は、処女作「ピーマン」から順に「リーマン」「ウーマン」と読んでいただけるとより一層楽しんでいただけると思います。

 

ピーマン (カマンベール出版)

ピーマン (カマンベール出版)

 
リーマン (カマンベール出版)

リーマン (カマンベール出版)

 
ウーマン (カマンベール出版)

ウーマン (カマンベール出版)

 

 

海外の方は英語版「P-man」を

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前回のキャンペーンで、海外の方から無料ダウンロードできないとクレームが来てたのですが、日本語版は海外では無料ダウンロードできないようです。

 

というワケで、未だ1冊も売れてない英語版「P-man」も無料キャンペーンをさせていただきます。が、日本とAmazon.com圏内のアメリカ等でしかダウンロードできないと思われます。

 

ヨーロッパ他に在住の方はご連絡いただけましたら、日本語版を無料で読んでいただけるようにしますので個別にご連絡くださいませ。※無料期間中のみですよ。

 

P-man (English Edition)

P-man (English Edition)

 

今後の予定など

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今年中に8作出すと豪語しておりましたが、今回の「ウーマン」でホームランを打たない限り、売上不振でピーマンシリーズの制作打ち切りが濃厚となりました。

 

後ろから危険なタックルをするピーマンなど企画は持ち上がっているのですが、ギャグでやるにはキケンが多すぎて実現に至っていない状況です。

 

起死回生の作戦として、ピーマンをはてな公式ゆるキャラとして採用してもらうのが一番だと思いますので、株式会社はてな様には前向きに検討いただければ幸いです。

 

というワケで、書評や感想などいただければうれしいです。酷評されても怒ったりしませんのでご安心を!

 

今後もカマンベール出版から、人生を豊かにする本を世に送り出していく予定ですので、乞うご期待ください!

芦花公園

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(昼のプールで伸びをする女性)

アンニョイな午後。いつものように5歳になる娘氏の手を引いて、近所の公園にやってくる。

 

公園の中の小道沿いの木に、今年初めてのセミの抜け殻を見つけた娘氏は大喜び。他にもないかとそこら中の木々を探し回る。

 

少し先ではせっかちなセミがもう鳴き声をあげ始めている。空を見上げたワタクシはどこか懐かしい気持ちになった。

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地震でいろいろ盛り上がった件

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アンニョイな朝。世捨て人らしく朝方までW杯ブラジルvsスイス戦を鑑賞し、盛り上がったままネコ氏とウツラウツラしていると地面が盛り上がった。

 

シャレにならんやつキタ!

 

ビビったネコ氏がワタクシに飛びついて来て、それにビビったワタクシも強くネコ氏を抱きしめた。

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嫁がこどもちゃれんじをやめてくれない件

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アンニョイな午後。インターホンがなる。ピンポーン♪「郵便局ですが、ポストに入らないお届け物で~す。」

 

これだけで何が届いたのかわかる。娘氏が1歳の頃から頼んでいる、こどもちゃれんじの知育おもちゃやら絵本やらである。

 

挑戦的に生きている父としては、挑戦したいならすればいいんぢゃね?ということで、始めることに同意した記憶がある。当初は娘氏も、毎月届くしまじろうのぬいぐるみやら絵本やらを楽しみにしていたし、よく遊んでくれていた。


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